月別アーカイブ: 2016年10月

FAX

複合機の上位機種に付加機能としてついているのがFAXです。

後部には電話線を接続する部分、wi‐fi等のインターネット回線に接続してPCFAXという仕組みを利用できる機種もあります。

コピー機能のスキャナを使い画像を読んだ後、データ化して電話回線を使い相手のFAXに送る通常のFAXの他に、PCFAX搭載の機種であれば、読み込んだ写真やパソコンで作成したデータを印刷せずにFAXとして相手に送信できます。PCFAXはその名の通り、パソコンにインストールしたプログラムを使い相手のFAXへ送信するので、複合機のFAX機能が一時的に使えない場合には便利な機能です。但しそのほとんどは白黒で送信されるので画像等を送る場合は要注意です。

複合機のFAXは一般的にスキャナに一枚ずつ原稿をセットし、複数枚読み込むときはその手順を繰り返します。更にその読み取る用紙が表裏の場合はいちいち手間がかかります。そんな時に便利なのがADFです。企業やコンビニで使用される大型のレーザープリンタをお使いの方なら、イメージはしやすいと思いますが、上部にADF(オートドキュメントフィーダ)と呼ばれる機能が付いている場合、複数枚の用紙を自動で順番に読み込んでくれます。最近のADF搭載機の多くには自動両面読み込みの機能がありますので、SOHO等の小規模オフィス等で利用されています。

印刷

次に印刷は複合機としての本業ともいえる作業です。今は家庭用の複合機はそのほとんどがインクジェットという印刷方式を採用しています。インクジェットはその名の通り、液体インクをノズルから用紙に吹き付けて印刷しています。昔の印刷はノズルが荒くとても写真などは印刷できませんでした。複合機は受け取った画像をいかに細かく印刷できるかで性能の良しあしが決まります。その性能は「ヘッド」と呼ばれる部分で決まっています。

今は技術が進み、1兆分の1という意味のピコサイズまでノズルが細かくなり、簡単なメンテナンスで良いインクジェット方式が主流になりつつあります。印刷は綺麗になりますが反面、恐ろしく細かいために、インクが詰まりやすく、長期間使用をしない場合はヘッドクリーニングが必要と言われるのはこの為でもあります。

それでも中には、きれいに印刷できないと言われる方がいますが、用紙にインクを吹き付けるので、いくら高機能な機種を購入しても水分をすぐに吸収できない用紙はにじんでしまい綺麗な印刷にはなりません。インクの水分を吸水する層を持つ「インクジェット専用紙」が表記されている用紙が多種類販売されているのはその為です。

但し家庭用複合機の場合、どのメーカーであれ発売後5年経過した製品は修理不能とされています。5年経過後はインク、用紙以外の消耗品は生産されませんので、ほぼ使い捨てとなります。高耐久な事務用大型カラーレーザーは定期メンテナンスと、高額な部品交換が定期に必要で耐久性は良いのですが、購入価格、インクの価格が軒並み高額なため企業向けとなっています。